英検準2級ってどれくらいのレベルなんだろう?3級とは何が違うのかな?
合格率ってどれくらい?
受験で有利になるって本当なの・・?
この記事では、英検準2級の合格者が
・英検準2級のレベル・内容
・英検3級との違い
・合格ライン・合格率
・受かる人の特徴
・英検準2級の試験内容
・対策方法・過去問
など、紹介しているからバッチリ対策できるね!
英検準2級を持っていると大学入試で有利になります!
英検準2級を持っていることで、
・有名国公立大学
・上智大学
・立教大学
・東京理科大学
など、これらに代表されるたくさんの有名大学の受験で有利になります!
英検準2級を取得することで大学入試で優遇される場合があります。具体的な大学やどのような優遇があるかはこちらで解説しております!
え!?そんなにたくさんの大学入試で有利になるんだ!
英検をとっておくことで
・英語以外の苦手科目に時間をかけることができる
・本番で大失敗するのを防げる
とか色々なメリットがあるね!他にも推薦入試が受けれたり良いことたくさんじゃん!
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大学受験をしない、小学生・高校生・大学生も大歓迎です!英検に受かりたい気持ちのある方は、ぜひ合格者からアドバイスを聞いてみてくださいね!
英検準2級のレベル・合格率
公式ページによるとこれまで5級・4級・3級と着実に英語の基礎力を身につけ、基本的な応用力として次の段階へつながる重要な級として位置づけられています。
レベルとしては、高校中級程度とされています。
英検準2級の合格率は一次試験で約35%前後、 二次試験で約80%前後と言われています!
英検3級との違い
英検準2級と英検3級との違いでは
- 3級の合格率が50%前後だったところ、準2級は35%前後となる
- どの技能も問題数が増え、その分制限時間もプラスされている
- リーディングでは3級にはない「長文の穴埋め問題」が追加されている
といったことが挙げられます。
長文の穴埋めでは前後の文章の流れを理解し、空欄に適切な文章や節を入れなければなりません!問題数も増えるのでより集中力が求められますね!
英検3級については、こちらで解説しています!
CEFR・TOIECとの換算
CEFR
英検準2級はCFERに換算すると、A1・A2レベルに対応します。また、英検CESスコアでは1400~1949となります。
A1・A2レベルは下記の通りです。CEFRスコアはA1,A2,B1,B2,C1,C2の順に英語力があるとされます。
A1 | 基礎段階の 言語使用者 | 具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。 |
A2 | 基礎段階の 言語使用者 | ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。 |
TOIEC
英検準2級はTOIECに換算すると、TOEIC L&Rテストで120点以上、TOEIC S&Wテストでは80点以上に相当します。
※TOEIC L&Rテストの満点は990点、TOEIC S&Wテストの満点は400点です。
中学生の英検準2級の合格率
中学生では、英検準2級の合格率は一次試験が約35%、二次試験で約83%です。
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英検準2級の合格点(合格ライン)
英検2級の合格点は、各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)から算出されます。
正答率だとおよそ、約6割くらいです。
ただし、4技能すべてで6割を取れなくても合格することはできます。 例えば、リスニングで6割を下回ったとしてもライティングなどでカバーできれば問題ありません。
一次試験の合格基準スコアは1322、二次試験の合格基準スコアは406です。
2級の各技能(リーディング・ライティング・リーディング・スピーキング)の満点スコアは各600となります。
何問間違えたら不合格?
英検準2級はそれぞれの技能が6割程度で合格ですから、約4割である27問以上間違えると不合格となります。
英検準2級に受かる人・落ちる人の特徴
英検準2級に受かる人・落ちる人にはどんな特徴があるんだろう?
受かる人の特徴
英検準2級に合格する人の特徴は効率的は勉強を毎日コツコツとできる点です。
特に毎日の単語と熟語勉強、のライティング練習、そして日常的に英語を聞くことによって耳を慣らすことが必要です。
加えて、必要な単語数が準2は3級と比べてとても多いので単語勉強が鍵になってきます!
落ちる人の特徴
反対に、英検2級に不合格となってしまう人の特徴としては次のような傾向があります
- 非効率的で英検に適していない勉強をしている人
- 単語の知識が足りない
- 満遍なく4技能の対策ができていない人
(ドキッ!?)自分当てはまってるかも、、、
英検準2級の試験の内容は?
英検2級の試験は一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(スピーキング)に分かれます。
試験時間
一次試験
一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)の試験時間は100分です。試験から75分経過したところでリスニングの試験が始まります。
リーディング ライティング | 75分 |
リスニング | 約25分 |
二次試験
二次試験(スピーキング)の試験時間は約6分です。
試験内容
英検2級の一次試験と二次試験の試験内容は次のようになります。より詳しい例題はこちらで解説しています。
一次試験
技能 | 課題 | 課題の詳細 | 解答 形式 | 問 題 数 |
---|---|---|---|---|
リーディング | 短文の語句 空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う。 | 4肢択一 | 20 |
会話文の文 空所補充 | 会話文の空所に適切な文や語句を補う。 | 5 | ||
長文の語句 空所補充 | パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 | 5 | ||
長文の内容 一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える。 | 7 | ||
ライティング | 英作文 | 指定されたトピックについての英作文を書く | 記述式 | 1 |
リスニング | 会話の内容 一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える (放送回数1回) | 4肢択一 | 15 |
文の内容 一致選択 | 短いパッセージの内容に関する質問に答える (放送回数1回) | 15 |
場面・状況では、家庭、学校、職場、地域、電話、アナウンスなどの出題が見られます。
話題としては、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、 道案内、海外の文化、人物紹介、歴史、教育、科学、自然・環境などが主です。
二次試験
技能 | 課題 | 課題の詳細 | 問 題 数 |
---|---|---|---|
スピーキング | 音読 | 50語程度のパッセージを読む | 1 |
パッセージについての質問 | 音読したパッセージの内容について質問に答える | 1 | |
イラストについての質問 | イラスト中の人物の行動を描写する | 1 | |
イラストについての質問 | イラスト中の人物の状況を説明する | 1 | |
受験者自身の意見など | カードのトピックに関連した内容についての質問に答える | 1 | |
受験者自身の意見など | 日常生活の身近な事柄についての質問に答える。 (カードのトピックに直接関連しない内容も含む) | 1 |
試験の傾向
英検準2級のレベルは「高校中級程度」とされています。そのため、3級と比べ必要な単語力や読解力がかなり上がってきます。
単語数で言うと、3級では約1500単語が必要なところ準2級は約3,600語と、倍以上の単語力が必要と言われています。
より詳しい対策についてはこちらで解説しています。
リーディング
英検準2級リーディングの問題は以下のように出題されます。
- 第1部:短文の語句空所補充 (単語問題)
- 第2部:会話文の文空所補充 (会話の虫食い問題)
- 第3部:長文の語句空所補充 (長文の虫食い問題)
- 第4部:長文の内容一致選択 (長文の内容に関した問題)
このように多様な種類の問題を解くために、単語力はもちろん、時間内に文章を読み取り問題に答えらる能力が求められてきます。
実際、文章や選択肢はそこまで難しくなく長文を理解できていれば誰でも正解でき、ひっかけのない問題ですが、分量が多くなる分集中力が必要になります!
ライティング
準2級のライティングは、3級の「あなたの好きな食べ物は何ですか?」のような単純に答えられる問題ではなく、
“Do you think convenience stores should stay open 24 hours a day?”
(あなたはコンビニエンスストアが24時間営業すべきだと考えますか?)
のように議論となる題材が出題され、自分の意見とその意見を裏付ける理由もエッセーフォーマットで書く必要があります。
それが理由で、3級では経験しなった「何を書いていいかわからない」という壁を経験する可能性があります。そのため、
何を書いていいのかわかんなくなっちゃいそうだ、、、
そうなんだよ!だから、英作文の練習だけではなく内容をしっかり考えられる練習も行う必要があるね。
リスニング
英検準2級リスニングは、以下の3つの部で出題されており、各大問10問ずつ、合計30問を25分間の間に解く形式となります。
- 第1部:会話の応答文選択
- 第2部:会話の内容一致選択
- 第3部:文の内容一致選択
会話で流れる音声は3級と同様に男女が交互に2回ずつ発言する形式なので、そこまで難易度は上がりませんが、英検5級〜3級に比べると、難易度は上がります。
二次試験(面接)・スピーキング
英検準2級のスピーキングで音読する文章量は、3級の30語程度に比べて、50語程度 と1.5倍以上に増えます。
また、ナレーションするイラストは3級の1つのイラストからイラストが二つに増え、 情報量が倍に増えます。
そのため、使われる文法や単語のレベルが高くなるだけでなく、情報をすばやく読み取り言語化する能力も問われることになります!
英検準2級の対策法・過去問は?
リーディング
リーディングは以下の4つのパートに分かれています。全て異なる能力や練習が必要になってきます。
- 第1部:短文の語句空所補充 (単語問題)
- 第2部:会話文の文空所補充 (会話の虫食い問題)
- 第3部:長文の語句空所補充 (長文の虫食い問題)
- 第4部:長文の内容一致選択 (長文の内容に関した問題)
大問1の対策法では英文のイメージ・メッセージを掴むこと。「多分違う」と思う選択肢は消していく(消去法)こと。日々の単語・熟語勉強で語彙力をつけることが重要です。
大問2の対策法では、英文の内容(会話)をイメージし、文の流れから「多分違う」と言う選択肢を消していく。そして、選択肢が2つ以上残ってしまったら、より会話の内容に合うものを選びましょう。
大問3の対策法では、空所箇所の一文、そしてその前後一文ずつ読み、空所に入る内容を推測します。そこに、一番正確に推測に当てはまるような選択肢を決めましょう。
大問4の対策法では、1問目の答えは、必ず最初の段落に書かれていて、2問目は必ず2段落目に書かれているように、問題を解く際にはどの段落を読む必要があり、必要がないのかを理解しましょう。
大問4では選択肢は本文内容の言い換えになっているので、単語の言い換えや言い回しなどに注意しましょうね!
ライティング
ライティングは4つの視点から採点がされます。そのため、対策する際には必ず自分の書いた内容が以下の採点基準に反していないかを確認しましょう。
- 内容 QUESTIONに対応した内容になっているか
- 構成 正しい構成で書けているか
- 語彙 適切な単語を用いられているか・幅広い単語が使われているか
- 文法 文法が正しく運用できているか、幅広い文法が使われているか
ライティングを対策する際には、本番を推測して50〜60字がきちんと書かれているか、そしてそれを時間内にかけているかを必ず確認しましょう。
英検準2級の英作文(ライティング)については、こっちで合格者が
・英検準2級の試験内容、例題
・採点基準
・合格者の勉強法
・高得点する方法
・予想問題
・本番の見直しポイント
などを解説しているみたいだから見てみよ!
リスニング
英検準2級は、3つの大問でに分かれています。
- 第1部:会話の応答文選択
- 第2部:会話の内容一致選択
- 第3部:文の内容一致選択
問題数は各大問に10問、合計30問出題され、音声は全て一度しか流されません。本番で緊張して何も聞き取れなくなってしまうことを避け、効率的に問題を溶けるようになる為にも問題形式には慣れておきましょう。
普段からコツコツシャドーイングの練習をすることが、リスニング能力アップに繋がって行きますよ!
二次試験(面接)・スピーキング
英検準2級のスピーキングは、6つのパートに分かれています。
- パッセージの黙読(20秒) → 音読(時間制限なし)
- パッセージについての質問
- イラストについての質問(イラストA)
- イラストについての質問(イラストB)
- 受験者自身の意見などを問う質問 (質疑応答1)
- 受験者自身の意見などを問う質問 (質疑応答2)
スピーキングもリスニングと同様に本番で緊張して何も話せなくなってしまうことを避け、効率的に問題を溶けるようになる為にも問題形式には慣れておきましょう。
出題される問題の流れを理解することはもちろん、入室や「問題カード」を面接官から受け取る流れなどもしっかりと理解上で本番に挑みましょう。