英検3級に1発合格したいけれど、何をすればいいんだろう?
合格者の勉強法や、おすすめ参考書が知りたいな!
この記事では、英検3級の合格者が
・英検3級の概要
・おすすめ参考書
・単語・文法の勉強法
・リーディングの勉強法
・リスニングの勉強法
・面接(スピーキング)の対策法
・合格者が教える解き方
など、紹介しているからバッチリ対策できるね!
英検3級の概要
英検3級の
・レベル・内容
・英検級との違い
・合格ライン・合格率
・受かる人の特徴
などについてはこちらで解説しているよ!
英検3級の勉強法・対策法
ここから、英検の単語・文法・ライティング・リーディング・リスニング・スピーキングの勉強法を徹底解説していくよ!
わーい!しっかり記事を読んで絶対に合格してやる〜!
単語の勉強法
英検3級のレベルは中学卒業相当まで上がります。
4級=中学中級レベル
3級=中学卒業レベル
といった感じであり、必要単語数は4級に比べて900語増えます。
4級=約1,200語
3級=約2,100語
下によく出る単語・熟語を掲載しているから確認してみよう!
<よく出題される単語>
- find 見つける
- change 変える
- already すでに
- everywhere どこにでも
- aloud 大声で
- pull 引く、牽引
- difference 違い
- beginner 初心者、初学者
- own 自分の、有する
- sincerely 心から
<よく出題される熟語>
- be surprised at A Aに驚く
- exchange A for B AをBと交換する
- go straight まっすぐ行く
- stay up late 夜更かしする
- receive a prize 賞を受ける、賞金を受け取る
- all over the world 世界中で
- for myself 自分自身のために
- have a stomachache 胃痛に悩む
- some other time また別の時に
- A as well as B BだけでなくAも
英検3級の4技能の得点をあげる上で、最も重要なのが「単語力」です。
- リーディングの単語熟語問題
- 長文問題の読解
- ライティングの表現
- リスニングの聞き取り
- スピーキングの音読や発言
など全てにおいて3級相当の単語を駆使することが大切です。
おすすめ単語帳
おすすめの単語帳は「出る準パス単3級」 です。こちらの参考書は英検対策専用の教材で単語や熟語は出る度ABCという枠組みになっています。
出題されやすい語彙から対策を行うことができるレイアウトになっています。 音声アプリ付きですので、リスニング対策として発音も確認することも可能です。
英単語の覚え方・コツ
『1単語1秒』学習法 というのをおすすめします。
『1単語1秒』学習法のやり方
「1単語1秒」ルールで単語とその意味を声に出して読み上げる(例:last 続く、affect 影響する、claim 主張する…)
相佐先生声に出すことで「視覚」と「聴覚」をフルに使って効果的に単語を身につけられます!
例えば、「Apple=リンゴ」という訳はすぐ思い浮かびませんか?
基本的に、多くの英文を扱う必要がある英検では1つの単語の意味が5秒以内に分からなければ解き切ることは難しいです。
毎日決まった語数を繰り返し学習して、覚え切るまでスピードを大切に周回しましょう。 単語を覚えるコツは『たくさん繰り返し目を通す』ことです。
単語を長期的に暗記するために、最も大切なのはその単語を思い返す回数です。 1日に何度も繰り返し読み上げることで効果的に暗記していきましょう。
おすすめ英単語アプリ
おすすめの英単語アプリは「英語の友」です。 200冊以上のリスニング教材が登録されており、ダウンロードした教材はオフラインでも再生することができます。
スロー再生や高速再生など多機能が搭載されており、効率的に対策を進めることができます。
文法の勉強法
英検3級は単語ゲーか?
英検3級って単語だけやってれば合格できますか?
英検の試験問題には、文法知識が直接問われる問題はありません。 しかしながら、正しい長文読解や放送英文の聞き取りを行ったり、ライティング問題の文法点を落とさないようにしたりするために文法知識は重要です。
おすすめ参考書
おすすめの参考書としては、「肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」です。これは、文法事項を初級レベルから学習できる教材です。
難しい文法事項がゼロから分かりやすく解説されているため、1つ1つ理解を深めながら定着を図ることができます。また、暗記事項も重要度が高い部分のみに絞られているため、効率的に基礎力を上げることができます。
英語長文でうまく訳せる文章がなかなかない方や、ライティングで伝えたいことを英語にする時にどう書いたら良いか悩むことが多い方にお勧めです。
リーディングの勉強法
英検3級のリーディングに求められる力は中学卒業程度です。 題材は海外の文化など少し視野が広がります。 英語を用いた簡単な会話(Eメールでのやり取り)を理解する力が求められます。
おすすめ勉強法
英文を読む上で重要になるのが「正しく読む力」です。 正しく読む力を鍛えるために、まず3級レベルの単語や文法知識を定着させることが大切です。
また、毎回の演習を振り返る際には、訳せない文をどう読解するか分かるまでしっかりと復習しましょう。
解き終わった後には、正しい訳と自分が考えた訳を照らし合わせて、先生や友達にいつ聞かれても正しい訳を説明できるようにしましょう!
おすすめ参考書
英検3級のリーディング対策でおすすめの参考書は、試験全体の演習対策用では「英検3級 過去6回全問題集」 です。
他にも、第1問対策用 では「英検分野別ターゲット英検3級単語・熟語問題 」 、問題第2,3問対策用では 「英検分野別ターゲット英検3級リーディング問題」があります。
ライティングの勉強法
英検3級のライティングでは、海外の文化など少し題材の視野が広がります。
各技能の配点が同じ英検において、1問しかないライティングは十分に対策することで得点源にすることができます。
ライティングの構成
英検3級のライティングは①自分の意見を示す②2つの理由を述べるの構成で記述するよう心がけましょう。
下の記事で英検3級のライティングについて
・合格者の勉強法
・高得点する方法
・予想問題
・使える便利表現
など知れるらしいから見てみよ!
おすすめ勉強法
まずは、過去問のライティング問題1回分に取り組み、実際に書き上げてみましょう。 英作文を作り上げた後は、以下2つの作業を行いましょう。
- 解き終わったあとに、必ず見直しをする癖をつけましょう。 1問の配点が非常に高いライティング問題では1つ1つのミスが大きな失点につながる可能性があります。
- 自分の回答と模範回答を比較しましょう 模範回答には適切な構成や理由の書き方など重要な情報がまとまっています。 自分の回答等の相違点に注目して振り返りましょう。
- 他の人に自分の回答を見てもらいましょう ライティング力を上げるために特に重要なのが、自分一人で見直しをしないことです。
スペルミスや大文字・小文字のミス、文法ミスなどを防げるよう見直しを徹底しましょう!
学校や塾の先生に確認してもら、自分で気付けないミスを発見してもらおっと!
リスニングの勉強法
英検3級のリスニングでは、英語による簡単な会話や説明文を理解できるレベルのリスニング力が求められます。
おすすめ勉強法
リスニング問題では、英語を読むリーディングとは異なり、音声のみで英語を理解する能力が求められます。 そこで、以下のポイントを心がけることでリスニング力向上を目指しましょう。
1.シャドーイング学習法で「聞く」ことに慣れる
リスニングで最も重要な能力は、「放送される英文を正確に聞き取る力」です。 この力を向上させるために毎日シャドーイング学習法を実践しましょう。
シャドーイング学習法とは
流れている音声を追いかけるように発音することで「リアルタイムで意味を掴む力」と「放送の速さに対応する力」を鍛えることができる学習方法です。 放送英文が流れたら、カエルの合唱のように音声から1秒程度遅らせて、音声と同じペースで発音しましょう。
2.問題を解く際の正しい順序に慣れる
リスニング問題では、選択肢を選ぶ際に悩みすぎて次に放送される音声に対応できないような場合もあります。 そうしたミスによって失点を招かないように、以下の順序で回答できるように心がけましょう。
- 放送前に次の問題の問題文(できたら選択肢まで)目を通す
- 問題文の内容を意識しながら、放送英文を聞くことだけに集中する
- 放送英文と問題文の内容を元に、(なるべく早く))正しい選択肢を選択する
- 次の問題の放送前に問題文(できたら選択肢まで)目を通す
3.放送英文を活用して復習する
間違えてしまった問題を復習する際(特に、よく聞き取れなかった問題がある場合)には、以下の手順を心がけましょう。
- 間違えた問題の音声を聞き直す
- 聞き取れない部分があったら音声を即停止する
- 放送英文(スクリプト)を確認して聞き取れなかった箇所を特定する
- 聞き取れなかった箇所の英文を読めばわかる場合は、「聞く」過程に原因があるのでシャドーイングを繰り返して英語特有の発音に慣れる
英文を読んでもわからない場合は、知識面や読解面で課題があるため、再度単語や読解を復習しましょう!
面接(スピーキング)の勉強法
英検3級のスピーキングに求められる力は中学卒業程度です。 英文の音読問題やあなた自身に関する質問を扱います。
対策法
3級のスピーキングでは、問題全体を通して重要になるポイントと各形式毎に重要なポイントがああります。 まず、問題全体を通して重要なのは「自信を持って、堂々と、はっきりと話す姿勢」です。
英検3級では、合計33点の内3点分がアティチュード(態度点)として含まれています。 挨拶から明るく、試験管が聞き取りやすい声で話せるように気をつけましょう。
次に、質問に対して自分の意見と理由を問題では、自然な流れで発言する対応力が重要になります。
- 自分で質問を読んでから5秒以内に答え始める練習をしましょう。
- 練習が終わっから必ず模範回答を見て、回答の構成や内容を振り返りましょう。
その上で、模範回答を音読して自然に回答を話す練習を繰り返しましょう。
問題の解き方
大問1(短文の空所補充)
第1問では、「英単語・熟語の定着」と「基本的な英文を正確に和訳する事ができるか」が重要になります。 第1問はリーディング技能全体の問題数の50%を占める問題です。
しかしながら、リーディング問題よりも1問あたりの得点が低いことが予想されるため、効率よく回答する必要があります!
そのために、まず重要になるのが「単語力」です。 英検3級合格に必要な英単語は約2,100語であり、代表的な単語帳であるパス単2級には必須単語として1200語掲載されています。
これらの単語について意味や品詞、スペルを覚えられるようコツコツと単語学習をしましょう。 そして、1つ1つの単語を5秒以内に意味が答えられる状態まで仕上げることが望ましいです!
また、もう1つ重要になるのが「基本的な英文を読解する能力」です。 単語熟語問題の空欄を埋めるためには、空欄を含む英文を正確に和訳することが重要です。
例文
Janet is a ( ). She works for a newspaper. She often visits other countries and writes stories about them.
A: I’m going ot study now, so please ( ) on my door if you need to talk to me.
B: OK, Mike.
和訳は合っているかな?下に答えがあるから見てみようっと!
和訳
ジャネットは( )である。彼女は新聞社で働いている。彼女はよく外国を訪れ、その国についての記事を書いています。A: これから勉強に行くので、用があったらドアを( )してください。
B: わかった、マイク。
長文問題と同様に、これらの英文に対して正しい解釈ができていたのかについても十分な振り返りを行います。
大問2(会話の空所補充)
第2問題では、「文脈を正確に把握する力」が試されます。 二人の男女の会話を聞いて、最後のセリフとして適切な短文を選択する問題です。
会話文全体を読み込んで全体の要旨を掴むことですが、特に注意する必要があるのは空欄の前後にある文です。正しい選択肢を選ぶ際には、前後の文脈から最もよく当てはまる文章を考えるようにしましょう。
対策を進める中で、空欄の前後の文章を読むだけで正しい選択肢を導けるような問題も出てくるほど重要な項目になります。
大問3(語句の一致選択)
第3問では、「本文の内容を正確に掴む力」と「問われている内容に対して該当箇所を正確に見つける力」が重要になります。 これらの力を身につけるために、毎日本文の音読を行うことをお勧めします。
音読をする際には、事前にわからない単語や訳せない文章は確認すること、自分が内容を理解できる速度は決して超えないことに気をつけましょう。
また、効率的に回答を終えるためには以下の手順で解き進めることがお勧めです。
- 問題文に目を通す
問題文を確認して、どのような内容が聞かれるのかを念頭に本文を読めるようにしましょう。 - 本文を読みこむ
先ほど確認した問われる内容を意識しながら本文を読解しましょう。 問題文の内容と重なる箇所が見つかったら重点的に読み込んで、正しい選択肢を導きましょう。
さらに、早く正確に解き進めるために、注目すべきポイントを意識することが大切です。 本文を読むときは問題文にある固有名詞や数字などキーワードが出て来ないかに注意して、メリハリをつけて読み進めることが効果的です。
大問4(英作文)
英検3級のライティングについてはこちらで
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・合格者の勉強法
・高得点する方法
・予想問題
・使える表現
など解説してるよ!