英検2級に1発合格したいけれど、何をすればいいんだろう?
合格者の勉強法や、おすすめ参考書が知りたいな!
この記事では、英検2級の合格者が
・英検2級の概要
・おすすめ参考書
・単語・文法の勉強法
・リーディングの勉強法
・リスニングの勉強法
・面接(スピーキング)の対策法
・合格者が教える解き方
など、紹介しているからバッチリ対策できるね!
英検2級を取得して大学受験を有利にしませんか?
英検2級を持っていることで、
・有名国公立大学
・早稲田大学
・上智大学
・明治大学
・立教大学
・関西大学
・立命館大学
など、これらに代表されるたくさんの有名大学の受験で有利になります!
英検2級を取得することで大学入試で優遇される場合があります。具体的な大学やどのような優遇があるかはこちらで解説しております!
え!?そんなにたくさんの大学入試で有利になるんだ!
英検をとっておくことで
・英語以外の苦手科目に時間をかけることができる
・本番で大失敗するのを防げる
とか色々なメリットがあるね!他にも推薦入試が受けれたり良いことたくさんじゃん!
相佐先生!今のままで私は英検2級に合格できそうですか?
また、今の成績で目指せる大学はありますか?
こちらの公式LINEから英検×受験のプロに無料でアドバイスをもらうことができるよ!
・英検を使った大学入試の攻略法
・英検に合格するのに必要なこと
・過去に英検を使って有名大学に合格した受験生の事例
など、皆さんの英検合格の手助けをさせてください!
え!無料でそんなたくさん教えてもらえるんですか!?
先着順らしいから早く追加しなくちゃ!
大学受験をしない、小学生・高校生・大学生も大歓迎です!英検に受かりたい気持ちのある方は、ぜひ合格者からアドバイスを聞いてみてくださいね!
英検2級の概要
英検2級の
・レベル・内容
・英検級との違い
・合格ライン・合格率
・受かる人の特徴
などについてはこちらで解説しているよ!
英検2級の勉強法・対策法
ここから、英検の単語・文法・ライティング・リーディング・リスニング・スピーキングの勉強法を徹底解説していくよ!
わーい!しっかり記事を読んで絶対に合格してやる〜!
単語の勉強法
英検2級の単語レベルは、高校卒業程度、必要単語数は約5,100語とされています。英検2級によく出る単語は、高校2~3年の教科書に出てくるレベルです。
以下は、英検2級に出題される単語の例です。
◉出題されやすい英単語
encounter (~に遭遇する)
confidence (自信)
vague (あいまいな)
distract (気を散らす)
contribute (貢献する)
hesitate (ためらう)
neglect (怠る)
sufficient (十分な)
distinguish (区別する)
convenient (便利な)
英検2級は単語ゲーか
英検2級は単語さえやれば、合格できるんですか?
英検2級は、英単語の理解や使用だけでなく、文法、リーディング、リスニングなど、さまざまなスキルが必要なテストです。
単語を覚えることも重要ですが、文法ができないと英作文で減点されたり、面接で話したいことを話せない可能性もあります。
単語の暗記だけでなく、実際に使える英語スキルを総合的に向上させることが、英検2級合格への助けになります!
おすすめ単語帳
おすすめの単語帳は「出る準パス単2級」 です。こちらの参考書は英検対策専用の教材になります。
単語や熟語は出る度ABCという枠組みで、出題されやすい語彙から対策を行うことができるレイアウトになっています。 音声アプリ付きですので、リスニング対策として発音も確認することも可能です。
英単語の覚え方・コツ
英単語のおすすめの覚え方を紹介します。『1単語1秒』学習法 というものです。
「1単語1秒」ルールで単語とその意味を声に出して読み上げます(例:last 続く、affect 影響する、claim 主張する…)
声に出すことで「視覚」と「聴覚」をフルに使って効果的に単語を身につけられます! 「Apple=リンゴ」という訳はすぐ思い浮かびませんか?
基本的に、多くの英文を扱う必要がある英検では1つの単語の意味が5秒以内に分からなければ解き切ることは難しいです。 毎日決まった語数を繰り返し学習して、覚え切るまでスピードを大切に周回しましょう。
単語を覚えるコツは『たくさん繰り返し目を通す』ことです!単語を長期的に暗記するために、最も大切なのはその単語を思い返す回数です。
広い範囲の単語を何度もやることが大切なんだね!
おすすめ英単語アプリ
「英語の友」 は出る準パス単や過去問などを出版する旺文社が提供する英検対策アプリです。
200冊以上のリスニング教材が登録されており、ダウンロードした教材はオフラインでも再生することができます。 スロー再生や高速再生など多機能が搭載されており、効率的に対策を進めることができます。
文法の勉強法
英検2級の文法問題は、英文法の基礎的な知識を問われるものが多く、主に以下のような項目が出題されます。
- 動詞の時制・態・相
- 名詞・代名詞・形容詞・副詞の用法
- 前置詞・接続詞の用法
- 疑問詞・関係詞の用法
- 感嘆文・仮定法の用法
自身のない項目があったらすぐに、復習しましょう!
文法はいらないのか
文法ってやる意味あるんですか〜?
英検の試験問題には、文法知識が直接問われる問題はありません。 しかしながら、正しい長文読解や放送英文の聞き取りを行ったり、ライティング問題の文法点を落とさないようにしたりするために文法知識は重要です。
リーディングの大門1だけではなく、リスニングやライティングを解く際にも必要になってくるスキルです。さらに、文法は英文を作成する際の土台となっているので、学ぶことは必要不可欠となります。
おすすめ参考書
おすすめ参考書を紹介します。受験勉強にも使えるものなので、積極的に活用していきましょう。
「肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」高校英語の文法事項を初級レベルから学習できる教材です。
難しい文法事項がゼロから分かりやすく解説されているため、1つ1つ理解を深めながら定着を図ることができます。また、暗記事項も重要度が高い部分のみに絞られているため、効率的に基礎力を上げることができます。
他にも、次の教材がおすすめです。
- NextStage英文法・語法問題
- 英文法・語法 Vintage
- UPGRADE英文法・語法問題
- スクランブル 英文法・語法
これらは、英検受験における標準レベルの文法事項を網羅している参考書です。
大学入試も見据えて他分野の問題も掲載されているため、英検受験においては文法・語法分野を中心に学習することがお勧めです。
リーディングの勉強法
読解力は、日常的に使う英文(例えば、旅行者向けのガイドブックなど)を読めるだけの語彙が必要です。ビジネスシーンでも採用試験の履歴書などで英語力をアピールできるレベルが求められます。
英語圏における日常生活のコミュニケーション(Eメールでのやり取りなど)を理解する力が求められます。
英長文を読むコツ
英文を読む上で重要になるのが「精読力」と「速読力」です。 精読力を鍛えるために、まず2級レベルの単語や文法知識を定着させることが大切です。
毎回の演習を振り返る際には、訳せない文をどう読解するか分かるまで復習しよう!そうした基礎知識の定着と読解経験の蓄積が非常に重要です。
「速読力」を鍛えるために、スラッシュリーディングに慣れることが大切です。
さらに、英語の長文問題では、知らない単語が出てくる可能性が非常に高いです。接頭語や接尾語を知ることで、単語の意味を推測することができます。
おすすめ勉強法
リーディングは精読法を使って勉強をしましょう。 英語の文章を1文1文丁寧にじっくり読みましょう。知らない単語や慣用句と出会うことを目的としています。
普段読む英文よりもやや難しい文章を選び、文章の構造を分析しながら読みます。復習方法は自分が想定した内容と和訳を照らし合わせて誤りを修正する、知らない単語を覚える、コツは読み進めるスピードを気にしないことです。
少し難しめの文章に読み慣れていれば、2級本番レベルの文章も早く読めるようになりそう!
おすすめ参考書
リーディング問題第1問の対策用 では「英検分野別ターゲット英検2級単語・熟語問題 」
リーディング問題第2,3問の対策用 で「英検分野別ターゲット英検2級リーディング問題 」がおすすめです。
この参考書は、通常のリーディングと比べて使われている単語や文法のレベルの難易度が高く上に書いていた勉強法に適しているといえます。
ライティングの勉強法
英検2級のライティングに求められる力は高校卒業程度です。 ビジネスシーンでも英語力をアピールできるレベルです。
各技能の配点が同じ英検において、1問しかないライティングは十分に対策することで得点源にすることができます!
ライティングの構成
英検2級のライティング問題の構成は、序論・本論・結論の順で書くことが望ましいです。
下の記事で英検2級のライティングについて
・合格者の勉強法
・高得点する方法
・予想問題
・使える便利表現
など知れるらしいから見てみよ!
おすすめ勉強法
まずは、過去問のライティング問題1回分に取り組み、実際に書き上げてみましょう。 英作文を作り上げた後は、以下3つの作業を行いましょう。
- 解き終わったあとに、必ず見直しをする
- 自分の回答と模範回答を比較する
- 他の人に自分の回答を見てもらう
1問の配点が非常に高いライティング問題では1つ1つのミスが大きな失点につながる可能性があります。 最低限、スペルミスや大文字/小文字のミス、文法ミスなどを防げるよう見直しを徹底しましょう。
見直したほうがいいポイントはこちらで解説しています!
また、模範回答には適切な構成や理由の書き方など重要な情報がまとまっています。 自分の回答と模範解答の違うところに注目して振り返りましょう。
ライティング力を上げるために特に重要なのが、自分一人で見直しをしないことです。 ぜひ学校や塾の先生に確認してもらい、自分で気付けないミスを発見することで次の演習に活かしましょう。
おすすめ参考者
おすすめの参考書は「英検分野別ターゲット英検ライティング問題2級」です。 英検ライティング問題を幅広くカバーした問題集で、基礎から応用まで幅広く学ぶことができます。
リスニングの勉強法
英検2級のリスニングでは英語による簡単な日常会話を理解できるレベルのリスニング力が求められます。
一般的な高校2年生にとっては少し難しいけど、一般的な高校3年生の英語レベルがあれば合格できる難易度くらいかな!
おすすめ勉強法
リスニング問題では、英語を読むリーディングとは異なり、音声のみで英語を理解する能力が求められます。 そこで、以下のポイントを心がけることでリスニング力向上を目指しましょう。
- シャドーイング学習法
- 問題を解く際の正しい順序に慣れる
- 放送英文を活用して復習
順に解説していきます!
シャドーイング学習法
シャドーイング学習法で「聞く」ことに慣れましょう。リスニングで最も重要な能力は、「放送される英文を正確に聞き取る力」です。 この力を向上させるために毎日シャドーイング学習法を実践しましょう。
シャドーイングってどうやればいいんですか・・・?
シャドーイング学習法とは 流れている音声を追いかけるように発音することで「リアルタイムで意味を掴む力」と「放送の速さに対応する力」を鍛えることができる学習方法です。
放送英文が流れたら、カエルの合唱のように音声から1秒程度遅らせて、音声と同じペースで発音してみよう!
問題を解く際の正しい順序に慣れる
リスニング問題では、選択肢を選ぶ際に悩みすぎて次に放送される音声に対応できないような場合もあります。
そうしたミスによって失点を招かないように、以下の順序で回答できるように心がけましょう。
- 放送前に次の問題の問題文(できたら選択肢まで)目を通す。
- 問題文の内容を意識しながら、放送英文を聞くことだけに集中する
- 放送英文と問題文の内容を元に、(なるべく早く)正しい選択肢を選択する
- 次の問題の放送前に問題文(できたら選択肢まで)目を通す。
本番までにしっかり練習しよう!
放送英文を活用して復習する
間違えてしまった問題を復習する際には、以下の手順を心がけましょう。
- 間違えた問題の音声を聞き直す
- 聞き取れない部分があったら音声を即停止する
- 放送英文(スクリプト)を確認して聞き取れなかった箇所を特定する
聞き取れなかった箇所の英文を読めばわかる場合は、「聞く」過程に原因があるのでシャドーイングを繰り返して英語特有の発音に慣れていきましょう。
英文を読んでもわからない場合は、知識面や読解面で課題があるため、再度単語や読解を復習することが必要です。
おすすめ参考書
おすすめの参考書は「最短合格! 英検®2級 リーディング&リスニング問題完全制覇」 です。特徴として、質問や解答選択肢の傾向、頻出の表現、解答方法の手順をていねいに解説しています。
加えて、問題の解説に全訳と文章構造の説明がついているので、長文や読解やリスニングを苦手と感じている方にもオススメです。
面接(スピーキング)の勉強法
英検2級の面接(スピーキング)では、イラストを元に簡単なストーリーを英語で語ったり、自分のことだけでなく社会問題に対して自分の意見を述べる力が求められます。
対策法
2級のスピーキングでは、問題全体を通して重要になるポイントと各形式毎に重要なポイントがああります。
まず、問題全体を通して重要なのは「自信を持って、堂々と、はっきりと話す姿勢」です。
英検2級では、合計33点の内3点分がアティチュード(態度点)として含まれています。 挨拶から明るく、試験管が聞き取りやすい声で話せるように気をつけましょう。
次に、質問に対して自分の意見と理由を問題では、自然な流れで発言する対応力が重要になります。
- 自分で質問を読んでから5秒以内に答え始める練習をしましょう
- 練習が終わっから必ず模範回答を見て、回答の構成や内容を振り返りましょう
また、模範回答を音読して自然に回答を話す練習を繰り返しましょう。
英検2級 問題の解き方
合格者の解き方を解説するからバッチリできるようにしましょう!
大問1(短文の空所補充)
第1問では、「英単語・熟語の定着」と「基本的な英文を正確に和訳する事ができるか」が重要になります。 第1問はリーディング技能全体の問題数の約53%を占める問題です。
しかしながら、リーディング問題よりも1問あたりの得点が低いことが予想されるため、1問50秒以内で効率よく回答する必要があります。
そのために、まず重要になるのが「単語力・熟語力」です。 これらの単語について意味や品詞、スペルを覚えられるようコツコツと単語学習をしましょう。
1つ1つの単語を5秒以内に意味が答えられる状態まで仕上げることが望ましいです!
例題と解き方を紹介します。
例題)
My brother has an ( ) memory. He can easily remember phone numbers after hearing them just once.
(1) artificial (2) incredible (3) unknown (4) innocent答え⑵
大問1の解き方については、以下の手順が効果的です。
- 英文を読み、意味のイメージを掴む
- 空所近くとの単語との小さい単位で、意味がつながらない選択肢は除外する
- 文章全体で意味の合わない選択肢は除外
- 空欄に入る適切な語を選ぶ
まずは ( ) memoryについてのみ考えてみます
⑴人工的な記憶
⑵信じられない記憶
⑶未知の記憶
⑷罪のない記憶
と考えると、⑴・⑷は明らかにおかしいですよね!
大問2(長文の空所補充)
第2問では、「空欄前後の文脈を正確に掴めるか」が重要になります。 本文全体を読み込んで全体の要旨を掴むことですが、特に注意する必要があるのは空欄の前後にある文です。
対策を進める中で、空欄の前後の文章を読むだけで正しい選択肢を導けるような問題も出てくるほど重要な項目になります。
特に、正しい選択肢を選ぶ上で注目すべきポイントが「接続語」です。 英語長文の論理展開を示す接続語に注目することで文脈を適切に掴むことができます。 注目すべき接続語の実例は以下の通りです。
for example(例えば)
in fact(実際に)
as a result / consequently(その結果)
however / yet / nevertheless(しかし、それにもかかわらず)
therefore(したがって)
in addition / furthermore / besides(加えて)
on the other hand / by contrast(一方で、対照的に)
接続後を抑えれば、文章の前後関係をより正確に理解することができるよね!
大問3(長文内容)
英検級のリーディング問題大問3は、長文読解問題です。 英語長文を読み、その内容に関しての質問に最も適切な答えを4つの選択肢から選びます。
この問題では、3つの文章で構成されており、1つがEメール問題、そして2つ長文が出題されます。
解答番号と答えが載っている箇所は一致していて、1つ目の設問の根拠は1段落目に、2つ目の設問の答えの根拠は2段落目に、といった要領で解くことができます。
第3問では、「本文の内容を正確に掴む力」と「問われている内容に対して該当箇所を正確に見つける力」が重要になります。 これらの力を身につけるために、毎日本文の音読を行うことをお勧めします。
効率的に回答を終えるためには以下の手順で解き進めることがお勧めです。
- まずは題名を読む
- 問題文に目を通す
- 本文を読みこむ
本文を読む前に、題名を読みましょう。これをするとによってどのような文章なのかを推測することができ、内容が入ってきやすくなります。
次に、問題文を確認して、どのような内容が聞かれるのかを念頭に本文を読めるようにしましょう。また、各段落を読む前に、必ずそれに当てはまる質問文を読みましょう。
何を聞かれているかを理解する前に文章を読んでしまうと、読んだ後にもう一度読み返す必要が出てきて無駄手間になってしまいます。
加えて、「この段落に関して、何を聞かれているのか?何を意識して読むべきなのか?」を理解することで、質問に意識が向き内容やキーワードなどに敏感になり、文章をより早く解きやすくなります。
正しい選択肢を掴む上で重要になるのが、「本文の要旨」を正確に把握することです。
実際に例文を掲載しているので、練習してみましょう!
この段落における要旨は何でしょうか?
例文)
Not Only a Writer The Tale of Peter Rabbit and other children’s books by Beatrix Potter are popular around the world, both for their exciting stories and for their charming illustrations. Potter is also known for her work protecting the English countryside. This love of nature began ni her childhood in the Lake District ni England, where Potter spent much of her time drawing pictures of plants and animals. What many people do not know, however, is that Potter was also an excellent businesswoman.
これらを素早く解くには、パラグラフリーディングがおすすめされます。
パラグラフリーディングとは 本文全体の要旨を把握するために、文章を段落毎に読んで各段落の要旨を掴む方法です。
英語長文の特徴として、各段落の「初めの文か終わりの文」で必ず段落の要旨について記述されるというものがあります。
実際に例文をもとに、解説します。本文のポイントを掴むために、各段落の「初めの文か終わりの文」に注目しましょう。
終わりの文
“What many people do not know, however, is that Potter was also an excellent businesswoman.”
(しかし、多くの人が知らないのは、ポッターが優れたビジネスウーマンでもあったということだ。)
の部分が、要旨となります。
さらに、本文の「接続詞」に注目しましょう。
上記の文章にもある通り、逆説の接続詞(However, / But, / Neverthless,など)はそれまでの内容(筆者が前提としていること)を否定してまで伝えたい重要な部分であることが多いです。このように接続詞の前後の文章の関係に注目することで、本文の理解を深めましょう。