英検準1級ってどれくらいのレベルなんだろう?2級とは何が違うのかな?
合格率ってどれくらい?
受験で有利になるって本当なの・・?
この記事では、英検準1級の合格者が
・英検準1級のレベル・内容
・英検2級との違い
・合格ライン・合格率
・受かる人の特徴
・英検準1級の試験内容
・対策方法・過去問
など、紹介しているからバッチリ対策できるね!
英検準1級を取得して大学受験を有利にしませんか?
英検準1級を持っていることで、
・有名国公立大学
・早稲田大学
・上智大学
・明治大学
・立教大学
・関西大学
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英検準1級を取得することで大学入試で優遇される場合があります。具体的な大学やどのような優遇があるかはこちらで解説しております!
え!?そんなにたくさんの大学入試で有利になるんだ!
英検をとっておくことで
・英語以外の苦手科目に時間をかけることができる
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英検準1級のレベル・合格率
公式ページによると英検準1級は、社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できる使用できる級として位置づけられております。
レベルとしては、大学中級程度とされています。
英検準1級の合格率は低く、平均で12~15%程度と言われています!
英検2級との違い
英検準1級と英検2級では、必要な単語数、リーディングとリスニングの難易度とライティングの採点基準が大幅に厳しくなります。
- 必要な単語数=2級約3,800~5,100語、準1級約7,500〜9,000語
- 合格率=2級:25%、準1級:15%
- ライティングで必要な文字数=2級:80〜100語、準1級:120~150語
といったことが挙げられます。
英検2級については、こちらで解説しています!
CEFR・TOIECとの換算
CEFR
英検準1級はCFERに換算すると、B1・B1レベルに対応します。また、英検CESスコアでは1980~2599となります。
B1・B2レベルは下記の通りです。CEFRスコアはA1,A2,B1,B2,C1,C2の順に英語力があるとされます。
B2 | 自立した 言語使用者 | 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。 |
B1 | 熟練した言語使用者 | 仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。 |
TOIEC
英検準1級はTOIECに換算すると、TOEIC L&Rテストで550点以上、TOEIC S&Wテストでは240点以上に相当します。
※TOEIC L&Rテストの満点は990点、TOEIC S&Wテストの満点は400点です。
中学生の英検準1級の合格率
中学生の英検1級合格率は、おおよそ1次試験で16%、2次試験で89.9%と言われています。
高校生の英検準1級の合格率
中学生の英検1級合格率は、おおよそ1次試験で12%、2次試験で89.1%と言われています。
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英検準1級の合格点(合格ライン)
英検準1級の合格点は、各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)から算出されます。
正答率だとおよそ、全ての技能で約7割くらい得点する必要があります。
一次試験の合格基準スコアは1792/2550、二次試験の合格基準スコアは512/750です。
1級の各技能(リーディング・ライティング・リーディング・スピーキング)の満点スコアは各750となります。
何問間違えたら不合格?
英検1級はそれぞれの技能が7割程度で合格ですから、全体の3割以上間違えると不合格になるケースが多いです。
英検1級のリーディングは41問あるから、12問以上は間違えたくないな!
英検準1級に受かる人・落ちる人の特徴
英検準1級に受かる人・落ちる人にはどんな特徴があるんだろう?
受かる人の特徴
英検準1級に受かる人の傾向とは正しい勉強を毎日、継続的に続けられる人です。
特に毎日の単語と熟語勉強、のライティング練習、そして日常的に英語を聞くことによって耳を慣らすことが必要です。
英検準1級は英検2級と比べて必要単語数が圧倒的に多いので単語勉強が鍵になってきます。
落ちる人の特徴
反対に、英検準1級に不合格となってしまう人の特徴としては次のような傾向があります
- 一時的なモチベーションは高いが長期的に努力が苦手な人
- 単語の知識が不十分な人
準1級はかなり難しい資格です。そのため合格に向けた長期戦を考えて計画を立て、勉強のルーティーン化ができていない人は落ちてしまうことが多いです。
どの技能もコツコツ対策していく必要があるんですね!
英検準1級の試験の内容は?
英検準1級の試験は一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(スピーキング)に分かれます。
試験時間
一次試験
一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)の試験時間は120分です。試験から90分経過したところでリスニングの試験が始まります。
リーディング ライティング | 90分 |
リスニング | 約30分 |
二次試験
二次試験(スピーキング)の面接試験時間は約8分です。
試験内容
英検準1級の一次試験と二次試験の試験内容は次のようになります。より詳しい例題はこちらで解説しています。
一次試験
技能 | 課題 | 課題の詳細 | 解答 形式 | 問 題 数 |
---|---|---|---|---|
リーディング | 短文の語句 空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う。 | 4肢択一 | 25 |
長文の語句 空所補充 | パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 | 6 | ||
長文の内容 一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える。 | 10 | ||
ライティング | 英作文 | 指定されたトピックについての英作文を書く。 | 記述式 | 1 |
リスニング | 会話の内容 一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える。 (放送回数1回) | 4肢択一 | 12 |
文の内容 一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える。 (放送回数1回) | 12 | ||
Real-Life形式の内容 一致選択 | Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。 (放送回数1回) | 5 |
場面・状況では、家庭、学校、職場、地域、電話、アナウンス、講義などの出題が見られます。
話題としては、社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然、環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治などの出題が見られます。
二次試験
技能 | 形式・課題 | 課題の詳細 | 問 題 数 |
---|---|---|---|
スピーキング | 自由会話 | 面接委員と簡単な日常会話を行う。 | – |
ナレーション | 4コマのイラストの展開を説明する。(2分間) | 1 | |
受験者自身の意見を問う質問 | イラストに関連した質問に答える。 | 1 | |
受験者自身の意見を問う質問 | カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。 | 2 | |
受験者自身の意見を問う質問 | カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える。 | 1 |
面接委員は1人で、ナレーション、応答の内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価されます!
試験の傾向
リーディング
英検準1級のリーディングは特に長文読解が多く、読み解くのに高度な単語力と文法力が必要です。問題数は全部で41問、歴史、経済、文化、社会問題など幅広い内容が含まれます
問題は、語彙問題と長文読解問題に分けられます。
語彙問題では、短い文章内の空欄に適切な単語や文法を選択肢の中から当てはめる問題です。長文読解問題には文中の単語やフレーズを推測して解く“虫食い”問題と、各段落の内容に関して質問を解く問題があります。
とにかく単語をコツコツ覚えていかないとなぁ、、、
ライティング
ライティングでは与えられた問題に対して、二つの理由を書き80〜100語で答えます。 試験時間はリーディングと合わせて85分なので、ライティングは見直しの時間を合わせても最低で20分は必要です。
リーティングとライティングは時間が分かれていないので、あらかじめ必要な時間を逆算をしてリーディング問題に取り組む必要があります。
問題用紙にはには問題を解くために重要とされているキーワードが3つ提示されています。使わなくても減点対象にはなりません。
記述内容は「単語・文法・内容・構成」の4項目で採点されます。
英検準1級の英作文(ライティング)についてもっと知りたい人は下の記事を読んでみて!
合格者が作ったテンプレート・予想問題を知ることができるよ!
リスニング
試験時間は約30分で29問の質問が1部と2部に別れて出されます。放送回数はすべて1回です。 レベルは、大学中級程度と言われており、リスニング問題も他の技能と同様にビジネスシーン、大学の講義や日常的な状況を想定した内容が扱われます。
問題は下記の3部から構成されます。
- 第1部 会話の内容一致選択
- 第2部 文の内容一致選択
- 第3部 Real-Life形式の内容一致選択
第1部は会話形式の問題です。2人による会話が流れ、その後に質問が流れます。質問は問題に印刷されておらず、選択肢のみ印刷されています。 会話は日常生活のやり取り、やビジネスシーンでのやり取りなどが多いです。
第2部は音声は会話ではなく1人のスピーカーによるナレーションを聞き、その内容に関して二つの質問を聞かれます。 流されるナレーションはかなり長いので、内容を記憶するのが困難です。 扱われるテーマも難しく、リスニング問題で最も難易度が高い問題とされています。
第3部は日常生活で体験する案内放送やコマーシャル、電話での音声ガイダンスなど、Real-Life 形式の音声が流され、 それに関した質問が聞かれます。 質問は「あなたは何をするべきか」的な質問がほとんどです。
二次試験(面接)・スピーキング
面談形式の問題です。まずはアイスブレイクと言って5分程度の雑談から始まります。この雑談は評価基準に入りません。
問題は3パートに分かれています。 パート1は、4コマ漫画のナレーションを2分間で行います。準備時間は1分あります。
パート2は、イラストに関連した質問に答えます。一般的に、4枚目の絵に関して質問が聞かれます。 「登場人物が何を考えているか」のような問題が多いです。
パート3はQandAです。面接官と広い範囲の内容について、質疑応答をします。 多くの場合、「賛成・反対問題」、もしくは「あなたはどう思いますか?」的な問題が多く出題されます。
社会性の高い分野の話題からの出題が見られ、過去には
・在宅勤務
・レストランでの喫煙
・チャイルドシート
・住民運動
・キャッチセールス
・護身術
などが題材になっています!
英検準1級の対策法・過去問は?
リーディング
リーディングは大問1~3と別れており、全て異なった意識や解き方が必要です。 第1問題は、いわゆる単語問題です。このセクションはリーディングで最も難しい個所だと言われております。
第1問題はきちんと効率の良い単語対策が出来ていれば心配する必要はありません。出る準パス単などの専門の単語帳を徹底的に読み込み、対策することをお勧めします。
毎日諦めず、コツコツと単語勉強を行なっていくことが合格の肝ですね!
第2、3問題は、いわゆる長文読解問題です。
第2問題は、長文内の空欄に入る適切な選択肢を4択から選びます。 段落ごとに問題がひとつ振り分けられているという特徴があるのでその段落にある空所の前後関係を読み取ることが最重要です。
接続語や関連する単語が聞かれることが多いので、どの接続語がどのような場面で使われるのかをしっかり理解しておきましょう!
第3問題は長文を読み、その内容に対する質問を答えます。
第3問題を解くためには問題形式を理解して解くことが必要不可欠です。そこで、以下の流れで解くことがお薦めされます。
- 問題文を読んで、聞かれている質問を理解する
- 質問されている内容を探しながら読む
- 選択肢を読み、自分の考えた答えに一番近いものを選択
第3問目では、1問目はの答えは1段落め、2問目の答えは2段落目にと、各段落ごとに質問されています。そのため、問題1の質問を読んだ後、それに適した段落を読み取りましょう!
質問されている内容、そしてキーワードを意識しながら答えが述べられている箇所を探しましょう。 大まかに答えを読み取るすることができれば、選択肢に戻って最も適切で、自分が読み取ったもの最も一致するものを選びましょう。
ライティング
ライティングで高得点を取るためには、
- 適切に問題に答えられていること
- テンプレートをミスなく的確に書けるようになること
- 練習したライティングの見直しをしてもらうこと
これらが必要となってきます。
いくら綺麗な文章を書けていても質問に答えれていなければ点数が取れません。冒頭で自分の意見を明確に述べて、もったいない減点をしないようにしましょう。
常に質の高い文章を書くために、そして文字数を確実に稼ぐために文章構成のテンプレートを覚えましょう!準1級は100〜120語の文字数が要求されるので、テンプレート覚えることで内容により集中することができます。
◉テンプレートの例(括弧内は和訳)
Introduction: I (do not) believe (agree/disagree) that 〇〇. I have two reasons to support my opinion as follows .
(導入:私は(問題文の内容)を支持(します/しません)。私の意見を支持する理由は次の2点です。)
Body:First, I (do not) believe (agree/disagree) so because 〇〇.
For example, 〇〇.
(まず、私はそれを支持(します/しません)。なぜなら〇〇だからです。例えば、、、)
Second, I (do not) believe (agree/disagree) so because 〇〇.
For instance, 〇〇.
(2つ目に、私はそれを支持(します/しません)。例えば、、、)
Conclusion: For these reasons, I think(agree) that 〇〇.
(結論:これらの理由から、私は〇〇だと思います。)
自分では気づけないミスや、ミスのクセに気づくために学校の先生や、塾の先生に添削してもらおっかな!
リスニング
準1級のリスニングは2級と比べて分量も長く内容を記憶することが難しくなってきます。 そのため、日常的に英語に触れ、毎日英語に耳を慣らしておく必要があるます。
加えて、素早く選択肢を読み取るために速読も練習が必要です。 リスニング対策において、以下の2点を絶対に意識しましょう!
問題形式に慣れる
問題形式に慣れることによって本番での緊張や焦りが減り、落ち着いて何を意識すれば良いかなどを考えて解くことができます。 慣れるために、多くの過去問を解き、日常的にリスニング問題に触れておくことが必要です。
日常的なシャドーイング練習で耳を鍛える
英語は、毎日聴いて耳を鳴らさないと聞き取れる内容や、覚えられる量が限られてしまいます。 なので、聞いた英文をそのまま口に出してコピーする練習を毎日行いましょう。
二次試験(面接)・スピーキング
4コマ漫画のナレーションは、 登場人物が何を何処でしているのかをシンプルに説明できれば大丈夫です。
難しく考えすぎてしまうと言葉に詰まってしまい、黙り込んでしまう可能性があるので 「誰が、どこで、何をしている」をいかに簡単に、シンプルかつ正確な表現で言えるかを考えながらナレーションをしましょう!
加えて2分間で4コマをナレーションしないといけないので、一つのコマに30秒以上掛けないように注意しまして練習しましょう。
ナレーションについての質問はほとんどの場合、ナレーションの最後のコマの登場人物に関して「もしあなたがこの人だったら、どう感じてる?」的な問題が出されます。
このような問題は、主人公が経験している状況を考え、冷静に ”If I was the man, I would be thinking ….” と答えましょう!
質疑応答(Q and A)では面接官に幅広いトピックから質問を聞かれます。
- 「〜に関してあなたはどう思いますか?」
- 「〜という意見がありますが、あなたはどう思いますか?」
など、あなたの意見を求められます。 質問を正確に聞き取り、落ち着いて答えられるように練習音声などを聞き、自分の解答を録音して、模範解答と照らし合わす練習を行いましょう。