英検1級ってどれくらいのレベルなんだろう?準1級とは何が違うのかな?
合格率ってどれくらい?
どんな人が合格できるのかな…?
この記事では、英検1級の合格者が
・英検1級のレベル・内容
・英検準1級との違い
・合格ライン・合格率
・受かる人の特徴
・英検1級の試験内容
・対策方法・過去問
など、紹介しているからバッチリ対策できるね!
英検1級を取得して大学受験を有利にしませんか?
英検1級を持っていることで、
・有名国公立大学
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など、これらに代表されるたくさんの有名大学の受験で有利になります!
英検1級を取得することで大学入試で優遇される場合があります。
え!?そんなにたくさんの大学入試で有利になるんだ!
英検をとっておくことで
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英検1級のレベル・合格率
公式ページによると英検1級は、広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できる級として位置づけられております。
レベルとしては、大学上級程度とされています。
一次試験の合格率は10%、二次試験は60%前後と言われています!
英検準1級との違い
英検1級と英検準1級との違いでは
- 難易度が準1級では大学中級レベルだが、1級では大学上級レベルまで上がる
- 必要な単語数が準1級から2倍程度に増え、約10,000~15,000語ほど必要
- ライティングの必要語数が、120~150語から200-240語に増える。
といったことが挙げられます。
ライティングについて、準1級ではヒントとして”ポイント”が提示されますが、1級ではポイントがありません! そのため、1級の方が内容を考えることが困難になります。
英検準1級については、こちらで解説しています!
CEFR・TOIECとの換算
CEFR
英検1級はCFERに換算すると、B2・C1レベルに対応します。また、英検CESスコアでは2304~3299となります。
B2・C1レベルは下記の通りです。CEFRスコアはA1,A2,B1,B2,C1,C2の順に英語力があるとされます。
B2 | 自立した 言語使用者 | 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。 |
B1 | 自立した 言語使用者 | いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文章を作ることができる。 |
TOIEC
英検1級はTOIECに換算すると、TOEIC L&Rテストで785点以上、TOEIC S&Wテストでは310点以上に相当します。
※TOEIC L&Rテストの満点は990点、TOEIC S&Wテストの満点は400点です。
中学生の英検1級の合格率
中学生の英検1級合格率は、おおよそ1次試験で10%、2次試験で60%と言われています。
高校生の英検1級の合格率
中学生の英検1級合格率は、おおよそ1次試験で16.4%、2次試験で60%と言われています。
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英検1級の合格点(合格ライン)
英検1級の合格点は、各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)から算出されます。
正答率だとおよそ、全ての技能で約7割くらい得点する必要があります。
一次試験の合格基準スコアは2028/2550、二次試験の合格基準スコアは602/850です。
1級の各技能(リーディング・ライティング・リーディング・スピーキング)の満点スコアは各850となります。
何問間違えたら不合格?
英検1級はそれぞれの技能が7割程度で合格ですから、全体の3割以上間違えると不合格になるケースが多いです。
英検1級のリーディングは41問あるから、12問以上は間違えたくないな!
英検1級に受かる人・落ちる人の特徴
英検1級に受かる人・落ちる人にはどんな特徴があるんだろう?
受かる人の特徴
英検1級に合格する人の特徴としては次のような傾向があります。
- 単語力がある、単語勉強を優先している
- 努力をコツコツ継続している
- 効率的に勉強している
英検1級の合格に近道はありません。毎日シャドーイングや単語勉強など隙間時間を活用して着実に力をつけていきましょう。
英検1級は出題範囲が広いため、正しい勉強方法を理解していないと合格するためのノウハウや知識を確実に身につけることが難しくなってしまいます。 1級を挑戦することを決心した人は、まずは正しい勉強法や時間管理を徹底しましょう。
落ちる人の特徴
反対に、英検1級に不合格となってしまう人の特徴としては次のような傾向があります
- 長期的な努力が苦手な人
- 単語の知識が不十分な人
- 満遍なく4技能の対策ができていない人
1級は全技能7〜8割を取らないと合格ができません。 そのため一つの技能の対策に偏ってしまうと、他の技能で点数を落としてしまい不合格になってしまうケースが多いです!
どの技能もコツコツ対策していく必要があるんですね!
英検1級の試験の内容は?
英検1級の試験は一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(スピーキング)に分かれます。
試験時間
一次試験
一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)の試験時間は135分です。試験から100分経過したところでリスニングの試験が始まります。
リーディング ライティング | 100分 |
リスニング | 約35分 |
二次試験
二次試験(スピーキング)の面接試験時間は約10分です。
試験内容
英検1級の一次試験と二次試験の試験内容は次のようになります。より詳しい例題はこちらで解説しています。
一次試験
技能 | 課題 | 課題の詳細 | 解答 形式 | 問 題 数 |
---|---|---|---|---|
リーディング | 短文の語句 空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う | 4肢択一 | 25 |
長文の語句 空所補充 | パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う | 6 | ||
長文の内容 一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える | 10 | ||
ライティング | 英作文 | 指定されたトピックについての英作文を書く | 記述式 | 1 |
リスニング | 会話の内容 一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える (放送回数1回) | 4肢択一 | 10 |
文の内容 一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える (放送回数1回) | 10 | ||
Real-Life形式の内容 一致選択 | Real-Life形式の放送内容に関する質問を答える (放送回数1回) | 5 | ||
インタビューの内容 一致選択 | インタビューの内容に関する質問に答える (放送回数1回) | 7 |
場面・状況では、家庭、学校、職場、地域、電話、アナウンス、講義などの出題が見られます。
話題としては、社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然、環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治などの出題が見られます。
二次試験
技能 | 形式・課題 | 課題の詳細 | 問 題 数 |
---|---|---|---|
スピーキング | 自由会話 | 面接委員と簡単な日常会話を行う | – |
スピーチ | 与えられた5つのトピックの中から1つ選び、スピーチを行う。(2分間) | 1 | |
Q&A | スピーチの内容やトピックに関連した質問に答える。 | – |
面接委員は2名いて、スピーチや応答の内容・語い・文法・発音の正確さなどの観点で評価されますよ!
試験の傾向
より詳しい対策についてはこちらで解説しています。
リーディング
リーディングは大問1〜3の3つの大問で構成されています。
大問1は単語と熟語の問題が出されます。 虫食いされた文章が出され、空欄に当てはまる単語・熟語を4択から選択します。
大問2「長文の語句空所補充」です。 2つの長文に3つずつの虫食いがあり、適切な語句を文脈から読み解いて4択の選択肢から答える問題です。問題数は6問です。
大問3は「長文の内容一致選択」が出されます。 言わば3つの長文を読み内容に関する問題です。 問題数は10問で、分量が多い傾向にあるので、時間配分には注意です。
大問3は配点は低いですが、読み込めば全問正解を狙いやすいよ!また、英検1級では社会問題、化学、政治、文化など英語以外の知識があると解きやすい!
ライティング
ライティング問題では与えられたトピックについて、自分の意見とその理由を200~240語程度の英文を書きます。
筆記試験全体の目標解答時間が100分で、リーディングが大問1~3まで計41問あることを考えると、 約25〜30分で書き終えて読み直しを行うことが理想ですね。
トピックは、あなたの意見を Yes か No かで問うタイプと、Agree か Disagree かを選ばせるタイプのどちらかであることが多いです。 ほとんどの場合、「日本政府は経済をコントロールできていますか?」など、社会性が高く賛否両論の分かれる話題に関する出題となります。
記述内容は「単語・文法・内容・構成」の4項目で採点されます。
リスニング
リスニングは一次試験のリーディングとライティングの次にあり、試験時間は約35分です。 4パートで構成されており、全部で27問になります。 すべての問題は選択肢4つの中から解答を1つ選びます。
それぞれのパートについて解説していきます。
Part1:会話の内容を聞き取り、質問に答える(10問)
内容は、日常会話からビジネスシーンでの会話などが多く出されます。 問題は主に以下の3タイプに分かれます。
1.Learn 問題
流された文章の中で「何を知ることができたか」に関する問題です。 「What do we learn about the man?」など、 多くの場合は登場人物や出来事について尋ねられます。
2.Why・Problem問題
流された文章に関する内容の「理由」について尋ねられる問題です。
- Why did the man decide to get a new job?
- What is one reason that the man decided to get a new job?
のように、同じ質問でも複数の聞かれ方があるので気をつけましょう。
加えて
- What is the mans problem?
- What is the man concerned about?
など、登場人物が困っていることや悩んでいることが何かを聞かれる問題なども出されます。
3.Imply問題
登場人物が会話の中ではっきりと述べていなく、曖昧な表現を使っている内容から、何を言いたいのかを推測する問題です。 「What does the man Imply about his current job?」 「What can be reffered about his currrent job?」 のような質問を聞かれることが多いです。
Part2:200文字程度の文を読んでからリスニング問題が出される形式(10問)
4パートある中でも、文章の長さ、構文の難易度などで最も難易度が高いと言われています。 医療、テクノロジー、経済、政治、社会、自然、歴史など幅広いトピックから問題が出されます。
専門知識がなければ解けないという問題ではなく、基本的に専門用語を言ったとしても、それについての説明があることが多いのでよく聞きましょう!
質問は内容の重要ポイントに関する質問だ多く、 「AとBの違いは何か」や、「〜の長所(または短所)は何か」などそこまで細かい内容は聞かれない傾向があります。
Part3:仕事場や店などで使われそうな英語を聞いて、質問に答える「リアルライフ問題」(5問)
問題用紙に書かれている150字程度の状況(Situation)と質問(Question)を読み、英文を聞いて質問に答えます。
主に「自分に向けた説明」の問題や、「グループに向けた説明」などが出されます。 自分がどのような状況に置かれているのかを理解して、文を聞き取ることが重要です。
Part4:1対1のインタビュー問題(2問)
インタビューを聞き、その後に流れてくる質問を2問解きます。 質問内容は、
- どんな仕事内容なのか
- 仕事のやりがい・困難な点
- 仕事内容に関してのアドバイス
などが多く出題されています。
二次試験(面接)・スピーキング
スピーキング問題は3パートに分かれています。 2次試験は面接委員2人の個人面接で、スピーチ・応答の内容、語い、文法、発音の正確さなどの観点で評価されます。
面接は次の流れで実施されます。
- 自由会話 面接委員と簡単な日常会話を行う
- スピーチ 与えられた5つのトピックの中から1つ選び、自分の意見をスピーチ形式で発表するを行う。(2分間)
- Q&A スピーチの内容やトピックに関連した質問に答える。
過去には
・科学の発展は常に有益か
・芸術への財政的支援増加の是非
・世界経済における日本の役割
・選挙権行使を義務化するべきか
・遺伝子組み換え食品の安全性
・公共の場における治安改善の必要性
などが出題されています。
なんだかどれも難しいなあ、、、
日本語で聞かれても答えられないかも、、
英検1級の対策法・過去問は?
リーディング
第1問題と第2,3問題の対策方法はかなり異なります。
第1問題は、短文の語句空所補充、いわゆる単語問題です。このセクションは英検1級のリーディングにおいて最も難しい個所だと言われております。 この箇所を解けるようになるためには効率的な単語と熟語勉強が必要不可欠です。
「出る準パス単」など英検対策用の単語帳を徹底的に読み込み、第1問専用の教材などで対策することもオススメです!
見たことのない単語が多く出てくると思いますが、諦めず、コツコツと単語勉強を行なっていきましょう。
第2と3問題は、いわゆる長文読解問題で、 長文語句問題(長文内の空所に適切な文を選ぶ問題)が6問と、長文内容問題(長文全体の内容に関する質問に対して適切な答えを選ぶ質問)が10問出されます。
第2問題は、段落ごとに問題がひとつ振り分けられているという特徴があるので、その段落にある空所の前後関係を読み取ることが最重要です。
選択肢を見る前に、前後に書いてある内容から空欄に入るべきフレーズや単語が何かを予測しておきましょう!そうすると、より正確に解くことが可能です。
第3問題は、問題形式を理解して解くことが必要不可欠です。そこで、以下の流れで解くことがお薦めされます。
- 問題文を読み、何を聞かれているかを理解し、聞かれている内容を探しながら読む。
- キーワードや関連する内容が書いてある箇所を見つけ、その箇所の前後も込みで重点的に読み質問に対する答えを考える。
- 質問の答えをだいたい読み取れたと思ったならば、問題に戻り選択肢を読み、自分の考えた答えに一番近いものを選択
ライティング
まず、英検のライティングは内容、構成、文法、語彙の4つの観点から採点されます。 内容は、社会性の高い幅広い分野から「TOPIC」が出ます。
普段から社会問題に関心をもち、英語のニュースに触れて知識や専門単語をためておく必要があります。 文章を書く際は
- Introduction(序論)
- Main body(本論)
- Conclusion(結論)
に分けて書きましょう。 Introducion(序論)は、TOPICに対する自分の主張・意見を述べ、完結かつ適切に「私がそう考える理由は3つあります」と書きます。 このパートは前々からテンプレートを暗記して本番では焦らず時間をかけず本論に時間を使えるように練習しましょう。
私がそう考える理由は3つあります」は” I have three reasons to support my opinion as follows .“だね!
Main body(本論)では序論で述べた主張・意見をサポートする理由や具体例をあげます。構成は英検準1級と似ており、 First, Second, Lastly, と、理由、具体例、反論(+それに対する反論)を3つのパラグラフに分けて書きます。
Conclusion(結論)では。自分の主張をまとめて再度、言い方を多少変えて述べます。 ”In conclusion, these are the three main reasons why i believe that …..” 結論も序論と同様に、焦りなどから応じるスペルミスや文法ミスなどを避けるためにもできる限りテンプレートを暗記して本番に挑みましょう。
リスニング
1級のリスニングは、英検1級のリスニングに関する出題方法は35分で27問を解いていく形式です。 問題の種類は下記の通りです。
- 会話内容確認 10問
- 文の内容確認 10問
- Real-life形式の内容問題 5問
- インタビュー形式の問題 2問
注意点として、英検1級のリスニングでは「キーワードを聞き取る」といったやり方は使えません。 理由として、リスニングで流れてくる内容の全体を理解していないと解けないからです。
最後まで集中力を保ち、音声についていくことで、全体のストーリーを頭の中で作成する必要があります。 多様な種類の問題に耳を鳴らすために、過去問を解き英語を聞いておく必要があります。
二次試験(面接)・スピーキング
スピーチ問題では最初に結論を述べることが大事です。 I agree ~/ I don’t agree ~ などを言い、冒頭から自分の立場を明確にしましょう。
次に、その意見に対する理由・具体例を述べます。 構成はライティングと同じで、First, Second,Lastly,などを使って自分の意見をわかりやすい順序で話す練習を行いましょう。
PREP形式で話を進める練習もお勧めします。
PREP形式とは、結論・理由・具体例・結論の流れで伝える方法です。
First:「Point(結論)」→「Reason(理由)」→「Example(具体例)」 Second:「Point(結論)」→「Reason(理由)」といった感じで話すことで効果的に伝えることができます。
のように、分かりやすい意見をわかりやすくまとめましょう。 また、自然なコミュニケーションが取れるようにアイコンタクトや発声、話す速さなどの要素に焦点を当てた練習も重要です。