英検2級ってどれくらいのレベルなんだろう?準2級とは何が違うのかな?
合格率ってどれくらい?
受験で有利になるって本当なの・・?
この記事では、英検2級の合格者が
・英検2級のレベル・内容
・英検準2級との違い
・合格ライン・合格率
・受かる人の特徴
・英検2級の試験内容
・対策方法・過去問
など、紹介しているからバッチリ対策できるね!
英検2級を取得して大学受験を有利にしませんか?
英検2級を持っていることで、
・有名国公立大学
・早稲田大学
・上智大学
・明治大学
・立教大学
・関西大学
・立命館大学
など、これらに代表されるたくさんの有名大学の受験で有利になります!
英検2級を取得することで大学入試で優遇される場合があります。具体的な大学やどのような優遇があるかはこちらで解説しております!
え!?そんなにたくさんの大学入試で有利になるんだ!
英検をとっておくことで
・英語以外の苦手科目に時間をかけることができる
・本番で大失敗するのを防げる
とか色々なメリットがあるね!他にも推薦入試が受けれたり良いことたくさんじゃん!
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・英検を使った大学入試の攻略法
・英検に合格するのに必要なこと
・過去に英検を使って有名大学に合格した受験生の事例
など、皆さんの英検合格の手助けをさせてください!
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先着順らしいから早く追加しなくちゃ!
大学受験をしない、小学生・高校生・大学生も大歓迎です!英検に受かりたい気持ちのある方は、ぜひ合格者からアドバイスを聞いてみてくださいね!
英検2級のレベル・合格率
公式ページによると英検2級は、準2級までしっかりつけてきた力を実生活の様々な分野で応用できる力を身につけている級として位置づけです。
レベルとしては、高校卒業程度とされています。
英検2級の合格率は25%程度を推移しています!ですから、約4人に1人の受験生が合格することになりますね!
英検準2級との違い
英検2級と英検準2級との違いでは
- 難易度が準2級では高校中級レベルだが、2級では高校卒業レベルまで上がる
- 必要な単語数が1500語程度増え、3800~5100語ほど必要
- ライティング問題自体が長く、難しい。必要な語数も増える
といったことが挙げられます。
準2級で出題されやすい単語には”travel”,”private“,”naturally“などがありましたね。2級では”emphasize“,”financial“,”surprisingly“などがあります!みなさんはいくつ知っていましたか?
英検準2級については、こちらで解説しています!
CEFR・TOIECとの換算
CEFR
英検2級はCFERに換算すると、A2・B1レベルに対応します。また、英検CESスコアでは1728~2299となります。
A2・B1レベルは下記の通りです。CEFRスコアはA1,A2,B1,B2,C1,C2の順に英語力があるとされます。
B1 | 自立した 言語使用者 | 仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。 |
A2 | 基礎段階の 言語使用者 | ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。 |
TOIEC
英検2級はTOIECに換算すると、TOEIC L&Rテストで225点以上、TOEIC S&Wテストでは160点以上に相当します。
※TOEIC L&Rテストの満点は990点、TOEIC S&Wテストの満点は400点です。
中学生の英検2級の合格率
中学生の英検2級の合格率は24.60%と言われております。
高校生の英検2級の合格率
高校生の英検2級合格率は、一次試験で27.0%、二次試験で83.9%と言われています。
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英検2級の合格点(合格ライン)
英検2級の合格点は、各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)から算出されます。
正答率だとおよそ、約6割くらいです。
一次試験の合格基準スコアは1520、二次試験の合格基準スコアは460です。
2級の各技能(リーディング・ライティング・リーディング・スピーキング)の満点スコアは各650となります。
何問間違えたら不合格?
英検2級はそれぞれの技能が6割程度で合格ですから、約4割である27問以上間違えると不合格となります。
英検2級はライティングで点数がとりやすい傾向にあるので、他の技能が6割以下でもライティングの点数次第でカバーできるよ!だからこそ、ライティングもしっかり対策しなきゃね!
英検2級に受かる人・落ちる人の特徴
英検2級に受かる人・落ちる人にはどんな特徴があるんだろう?
受かる人の特徴
英検2級に合格する人の特徴としては次のような傾向があります
- 単語・熟語やライティング練習をコツコツできる
- スキマ時間も活用できる
- 問題を間違えた原因をしっかり考えている
- 4技能について効果的な勉強ができている
この記事の後半で英検2級の効果的な学習法を解説しているからぜひ読んでみてね!
落ちる人の特徴
反対に、英検2級に不合格となってしまう人の特徴としては次のような傾向があります
- 勉強が長続きしない
- 単語の知識があやふや
- 受験の直前だけ対策する
- 問題を解いた後にきちんと復習しない
(ドキッ!?)自分当てはまってるかも、、、
英検2級の試験の内容は?
英検2級の試験は一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(スピーキング)に分かれます。
試験時間
一次試験
一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)の試験時間は110分です。試験から85分経過したところでリスニングの試験が始まります。
リーディング ライティング | 85分 |
リスニング | 約25分 |
二次試験
二次試験(スピーキング)の試験時間は約7分です。
試験内容
英検2級の一次試験と二次試験の試験内容は次のようになります。より詳しい例題はこちらで解説しています。
一次試験
技能 | 課題 | 課題の詳細 | 解答 形式 | 問 題 数 |
---|---|---|---|---|
リーディング | 短文の語句 空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う | 4肢択一 | 20 |
長文の語句 空所補充 | パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う | 6 | ||
長文の内容 | パッセージの内容に関する質問に答える | 12 | ||
ライティング | 英作文 | 指定されたトピックについての英作文を書く | 記述式 | 1 |
リスニング | 会話の内容 一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える (放送回数1回) | 4肢択一 | 15 |
文の内容 一致選択 | 短いパッセージの内容に関する質問に答える (放送回数1回) | 15 |
場面・状況では、家庭、学校、職場、地域、電話、アナウンスなどの出題が見られます。
話題としては、学校、仕事、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、海外の文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネスなどが主です。
二次試験
技能 | 課題 | 課題の詳細 | 問 題 数 |
---|---|---|---|
スピーキング | 音読 | 60語程度のパッセージを読む | 1 |
パッセージについての質問 | 音読したパッセージの内容について質問に答える | 1 | |
イラストについての質問 | 3コマのイラストの展開を説明する | 1 | |
受験者自身の意見など | ある事象・意見について自分の意見などを述べる (カードのトピックに関連した内容) | 1 | |
受験者自身の意見など | 日常生活の一般的な事柄に関する自分の意見などを述べる (カードのトピックに直接関連しない内容も含む) | 1 |
試験の傾向
リーディング
リーディングは大問1〜3の3つの大問で構成されています。
大問1では「単語の定着度」が試されます。問題文の空欄に対して適切な単語熟語を選択する問題です。
大問2,3では、「英文を早く正確に読む力」が試されます。300語を超える5つの長文に対して、正しく内容を理解して適切な選択肢を選ぶ問題です。
長文読解問題には文中の単語やフレーズを推測して解く“虫食い”問題と、各段落の内容に関して質問を解く問題があります!
ライティング
ライティングでは与えられた問題に対して、二つの理由を書き80〜100語で答えます。
質問のテーマは「社会性の高い」ものが多いのが特徴です。近年では
- テレワークの普及
- 日本の教育制度の改革
- 外国人労働者の受け入れ
などについて出題されています。
問題用紙にはには問題を解くために重要とされているキーワードが3つ提示されています。使わなくても減点対象にはなりません。
記述内容は「単語・文法・内容・構成」の4項目で採点されます。
試験時間はリーディングと合わせて85分なので、ライティングは見直しの時間を合わせても最低でも20分は必要だね。リーティングとライティングは時間が分かれていないので、あらかじめ必要な時間を逆算をしてリーディング問題に取り組む必要があるね!
ライティングについては、こっちで詳しく書いてあるみたいだから読んでみよ!
リスニング
試験時間は25分で、問題数30問が出されます。放送回数はすべて1回です。
問題の音声が流され、内容を聞いてから音声で問題も与えられます。一度のみ流されるので聞き逃さないように集中と注意が必要です。質問は問題に印刷されておらず、選択肢のみ印刷されています。
リスニングでは、2つの出題形式が採用されています。第1部は「2人の会話」を聞いて内容に関する質問を答えます。
第二部は1人が何らかの内容に関して話して、その内容についての質問が出されます。 パッセージの内容は、ある人物のエピソードであることが最も多いです。公共の場でのアナウンス、社会的・文化的トピックと科学的トピックも出されます。質問は What か Why で始まるものが大半です。
二次試験(面接)・スピーキング
スピーキングでは、面接形式で英語での対話能力を測る問題が出題されます。 まずは「アイスブレイク」と言って5分程度の雑談から始まります。
氏名や受験級の確認や簡単な挨拶、問題カードの受け渡しを行います!この雑談は評価基準に入りません。
問題は3パートに分かれています。
パート1は、60字程度の文章を20秒間黙読した後に同じ文章を朗読します。次に、その文章に関して一つ質問が聞かれます。質問に対する答えは絶対に文章内にあるので解き方のコツを掴めれば点の取りやすい問題です。
面接官の前で音読をして英文の読み方や英単語の発音が評価されます!
パート2は、短いストーリーが描かれた3コマ漫画を英語で説明する課題です。「この文章から始めてください」と指示が出て、3つの絵を順番に解説していきます。この問題では全体的な物語の流れ、各登場人物の感情や最終的な結論などを意識して話すことが重要です。
英検2級の対策法・過去問は?
リーディング
第1問題と第2、3問題の対策方法はかなり異なります。 第1問題は、単語と熟語勉強が必要不可欠です。「出る準パス単」など信頼度の高い単語帳を徹底的に読み込み、第1問題専用の教科書などで対策することもお勧めします。
第2問題は、“虫食い”箇所の前後を入念に読み、当てはまるであろう選択肢を選びます。選択肢を見る前に、前後に書いてある内容から空欄に入るべきフレーズや単語が何かを予測しておく必要があります。その後、選択肢を見て自分の予測に一番当てはまるものを決めましょう。
第3問題は、問題形式を理解して解くことが必要不可欠です。そこで、以下の流れで解くことがおすすめです。
- 問題文で何を聞かれているかを理解して、聞かれている内容を探しながら読む。
- 文内で 1問目はの答えは1段落め、2問目の答えは2段落目にと、各段落ごとに質問されます。
ライティング
ライティングは英検のSCEスコアで一番点数配分が高い部門です。リーディングやリスニングで点数あまり取れなくてもライティングで逆転することが可能です。
ライティングの採点は減点方式なので、ミスを減らせさえすれば難しい内容を書かなくても高得点をとることが可能です!
ライティングで高得点を取るには
- 適切に問題に答えられていること
- テンプレートを理解して書けるようになること
- 練習してライティングの添削をしてもらうこと
これらのことが必要になってきます。
いくら綺麗な文章を書けていても質問に答えられていなければ点数が取れません。もったいない減点を避けるためにも、何を聞かれているのかを丁寧に確認しよう!
文字数を適切に稼ぐために文章構成のテンプレートを覚えるのも効果的です。2級は80〜100語の文字数が要求されるので、テンプレート覚えることで1回毎に考える量が減り、内容により集中することができます。
◉テンプレートの例(括弧内は和訳) Introduction: I (do not) believe (agree/disagree) that 〇〇. I have two reasons to support my opinion as follows . (導入:私は(問題文の内容)を支持(します/しません)。私の意見を支持する理由は次の2点です。) Body:First, I (do not) believe (agree/disagree) so because 〇〇. For example, 〇〇. (まず、私はそれを支持(します/しません)。なぜなら〇〇だからです。例えば、、、) Second, I (do not) believe (agree/disagree) so because 〇〇. For instance, 〇〇. (2つ目に、私はそれを支持(します/しません)。例えば、、、) Conclusion: For these reasons, I think(agree) that 〇〇. (結論:これらの理由から、私は〇〇だと思います。)
このテンプレは字数稼ぎをする工夫や、繰り返し表現を避けて減点されないようにしているね!
詳しい解説や予想問題は下の記事から読んでみよう!
リスニング
リスニングは日常的に英語に触れて耳を鳴らす必要があります。加えて、素早く選択肢を読み取るためにリーディング能力も必要とされます。
リスニング対策において、以下の3点を絶対に意識しましょう。
⑴問題形式に慣れる
リスニング問題を解くためには、10秒の中で選択肢を読み、答えを導く必要があります。そのため、問題形式に慣れておくことがとても重要です。まず、リスニング問題は2部に分かれて質問が出されます。
第1部は、2人の会話を聞かされ、会話の内容についた質問が各15問出されます。発言者は1人必ず2回ずつ発言し、聞いた会話について質問が出されます。ここでは選択肢を前読みし問題を予測し、会話の流れを理解し、その内容を問題文が読み上げられるで記憶する必要があります。
第2部は会話ではなく1人のスピーカーによるナレーション、そしてナレーションの内容に関する質問が出されます。ここでも選択肢を前読みし問題を予測し、問題文が読まれるまで内容を記憶する必要があります。会話と比べて記憶する内容が多い特徴があります。
⑵日常的なシャドーイング練習で耳を鍛える必要がある
英語は、毎日聴いて耳を鳴らさないと聞き取れる内容や、覚えられる量が限られてしまいます。そのため、シャドーイング練習は毎日最低30分行うようにしましょう!
⑶全部和訳する必要はない!
流れてくる内容を全て和訳する必要はありません。それをしてしまうと、逆に時間がかかりすぎて音声に追いつかない事がほとんどです。その為、リスニングでは「キーワード」を聞き取り、大体のイメージを掴むことを優先しましょう。
これは、やはりシャドーイングで耳を慣らし、質問形式に慣れていくことで内容を理解することができるようになってきますよ!
二次試験(面接)・スピーキング
2級のスピーキングに合格するには、問題によって答え方や意思するポイントをを変える必要があるので問題形式の理解が必要不可欠となってきます。
問題1は、与えられた文章を音読し、その内容について質問に答える問題です。単語を正確に発音しスムーズに読み上げ、質問の答えを文内から素早く見つけ出す練習が必要です。しかし、文章内に必ず答えがあり事前知識や個人的なアウトプットが必要とされない問題なので、慣れればとても解きやすい問題です。
問題2は、20秒の準備時間の後、3コマ漫画のナレーションをする問題です。一つの絵を解説する準2級とは異なり、2級では3コマ漫画の中で伝えようとされているストーリーを理解する必要があります。
ナレーションをしている時は以下の3点に注意しましょう!
- 「誰が」「どこで」「何をしている」、「どんな気持ちであろうか」を順番に、丁寧に説明する。
- 全て過去形で話す。「The man looks tired」ではなく、「The man looked tired」。
- 話す前に、ストーリーを自分の中で理解する。ストーリーを理解していないと、「何を考えているか」を正確に理解することが難しくなる。その為、準備の20秒で必ずストーリーを確認しておきましょう。
問題3、4は、自分の意見を述べる問題となります。問題3は、口頭で3コマ漫画のトピックに関連した内容で質問をされます。
問題4は、より広い範囲の問題に関して意見を問われます。多くの場合、社会性の高い問題が聞かれる事があります。
例題)In Japan, a lot of students wear school uniforms. Do you think schools should make students wear uniforms?
和訳)日本では多くの生徒が制服を着ています。学校は生徒に制服を着せるべきだと思いますか?